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  • 執筆者の写真Kenichi Mukai

自転車輪の横顔/川上澄生装幀写真アルバム、芹沢銈介型染作品

更新日:2019年9月1日


お久しぶりの更新ですが、お盆休みは楽しみましたか?

私はいつかの引っ越しへ向け徹底的に在庫整理をして、やっと1mくらい片付きました…。引っ越しって何なんですかね?


最初は川上澄生先生の装幀デザイン写真アルバムです。年代から考えると、県内最大普及率を誇る下野新聞の前身の栃木新聞ではなく、1994年に廃刊してしまった栃木新聞社の創立記念に制作された記念品です。7周年記念は「南蛮船」、10周年記念は「時計」と、「時計も船も絶えず進みゆくのがその本質」としてデザインされた川上先生らしい作品です。

次はこちらも記念品の芹沢銈介先生の型染作品「法然上人御影」です。昭和49年の制作ですので、浄土宗開宗800年の記念品かもしれません。外袋の中には 『法然上人絵伝』の発願者として知られる、小川竜彦住職の識も記載されております。明石の無量光寺は源氏物語の舞台だったり、佐藤春夫先生と深い関係があったりと、大阪古書組合の帰りにでも1度寄ってきたいと思います。


最後に明日26日(月)は買取りのお手伝い、来週9月2日(月)、3日(火)は大阪での大市のためお休みをいただきます。もしかすると来週の新入荷情報もお休みするかもしれませんが、よろしくお願いいたします!

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