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  • 執筆者の写真Kenichi Mukai

紙の剣を手に持つ鬼軍曹/山本夏彦先生宛自筆書簡を中心に

ゴールデンウィークも最終日ですが、みなさんどうですか?

私は大姉・日月堂さんからいただいたチケットで、久しぶりに東京都写真美術館へ行ってきました。雑誌『光画』を焦点にした展覧会で、そのあたりはまったく不勉強な私でしたので、とても勉強になりました。これから写真関連も少しずつでも取扱ってみたいですね。


その後は天気が良かったのでブラブラ散歩しながら帰宅しました。上京し最初に住んだのが恵比寿ガーデンプレイス裏手の長者丸町で、美術館周辺は思い入れが強く、車に轢かれた場所へ行ったり、親友と土砂降りのなか傘もささずに笑い転げながら向った酒屋へ行ってみたり、逃げた愛猫を28年ぶりに探したり、懐かしく楽しいゴールデンウィークの1日でした。


今週は2002年にお亡くなりになった山本夏彦先生宛を中心に、自筆書簡と葉書が30点ほど入荷しました。


長い間編集長を務めていたおかげか交友関係が広く、人柄の良さが感じられる書簡類です。その他には、激オコな駒田信二先生、「品」でしかない谷崎松子さん、菊花賞を見に行く意外な有本芳水先生などです。


少し覗き見主義的でいやらしいのですが、やっぱり自筆書簡は面白いですね。

たった封筒1枚で秘めしたその中には、やっぱり秘めた何かがあるんですね。

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