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  • 執筆者の写真Kenichi Mukai

猫も汗をかきかき通勤電車/西川満、宮下登喜雄ほか限定本



明治古典会七夕古書大入札会も無事に終了致しました。

毎年この大市が終わると、なぜか夏が終わったような気がします。

まだ梅雨も明けず、暑い夏はこれからなのですが、「もう秋だなぁー」と暮れなずんでいます。


今週は久しぶりに限定本を少々です。

まずは西川満先生の『桃園の客』です。後版の吾八版ですが、限定部数の少ない特別純金ケシ本10部です。限定100部本とは表紙嵌め込みの機関車型レリーフの素材と、函と総革装の色が違っております。こちらの方が色味が落ち着いていて、しっとりと上品な感じがして良いですね。次に紹介する宮下登喜雄先生の銅版画も3葉入っております。



次は宮下登喜雄先生の『銅版画集 富士山・21』です。富士山をモチーフにした銅版画21葉入りの大型限定本です。シミが出てしまっているのが残念ですが、特装A.P版ということで、桐箱蓋裏に作者自筆の富士山図が描かれております。額装用の額縁が1点付属されておりますので、季節や気分によってお好きな銅版画を額装する事も可能です。自筆画のおかげで、迫力のある1冊となってますね。その他にはプレス・ビブリオマーヌ発行の限定本も3冊入荷しておりますので、こちらも合わせてよろしくお願い申し上げます。


来週は角川書店発行の『エーデルワイス・シリーズ』所収の、串田孫一先生の自筆画や、白籏史朗先生、山下喜一郎先生のオリジナルプリントをご紹介致します。

簡単にスケジュールを組んでみましたが、山岳書関係は8月20日(日)以降のご紹介となりそうです。ホームページの更新を楽しみにしている山岳書コレクターのお客様方は、しばしの間日曜日の朝はゆっくりお休みください。


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