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心配をおかけしております再発した目の状態も、だいぶ回復してきました(日によってはまだ激痛でコロコロマイですが…)。
今年も残すところあとわずかですので、目に軟膏多めで頑張りたいと思います。
今週は自筆草稿10点をご紹介です。
茅野蕭々先生の草稿はノーベル文学賞を受賞しているヘルマン・ヘッセ先生の訳稿です。『友』は石川啄木先生が発行人を務めた雑誌『スバル』創刊号に発表された、日本で最初のヘッセ先生の翻訳です。欄外に「スバル第一号 明42.1.1.」と記載がありますが、大正15年に『世界短編小説大系 独逸篇』(近代社発行)に再録もされておりますので、『スバル』掲載時の初稿ではない可能性がございます。
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歌人・吉植庄亮先生の草稿は昭和7年に北原白秋先生との酒行脚の際に、岐阜県坂祝村坂祝旅館にて詠んだ短歌17首入りの歌稿です。
その他は俳人・安住敦先生の昆虫記、 アメリカ文学者・石一郎先生ほか東京新聞金曜日朝刊書評欄『私の一冊』掲載作品が4点、加太こうじ先生ほか『池田彌三郎監修/四季八十彩 日本の衣食住』(日本製粉株式会社発行)所収作品が3点です。
来週の新入荷情報が年内最後のご紹介となりますので、よろしくお願い申し上げます!