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執筆者の写真Kenichi Mukai

幸せとは猫の写真を見ている猫の側に、ただ寄り添っていられるだけということなのかも/田淵行男ほか山岳書



名古屋遠征は惨敗でした…。

欲しい物が無かったというのもあるんですが、もっと興味をワイドに勉強していかないといけませんね。

でも、日の出前に妖しく光る岡田紅陽的富士山ではしゃぎ、サービスエリアでばったり山田書店さんにお会いしたりと、なかなかの珍道中でした。


今週は山岳書を40点ほど入荷です。

40点どころか2,000冊くらいは入荷しているのですが、徐々に整理をつけていきたいと思います。市場での入荷の他、山岳書コレクターの方々からも、良書を買取りさせていただいております。雪崩のように下落していく現在の古書価では、購入当時の価格の1合目付近の査定額しかつけることができず、いつも本当に心苦しく思っております。世代交代ならまだしも引き継ぐ世代がなく、山岳書という文化が消滅してしまうのではと危惧していますが、微力ながらも力になれればと思っています。


入荷書籍は、ありそうでない田淵先生のガイドブックや、名著『単独行』の初版本、辻まこと先生の座談会雑誌、ハセツネさんのコマーシャリズムな監修雑誌、「日本山書の会」会長・水野勉さんの限定本などなどです。その他、雑誌『アルプ』のバラ売りも80冊ほど補充しておりますので、合わせてよろしくお願い申し上げます!

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