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執筆者の写真Kenichi Mukai

可愛さと別嬪のヤヌス/大武正人宛など自筆書簡・葉書


かなりショッキングなニュースだったんですが、大阪の天牛堺書店さんが閉店してしまいました。去年の暮れに船場店へ行った時は賑わっていて、「夜鶴堂さんとは違って、流行ってるなぁ」と落胆しながら中央通りをトボトボ歩いてきたのですが、まさか閉店するとは思っていませんでした。いろいろ事情はあったのでしょうが、ただただ残念ですね。暗澹たる古書業界の行く末ですが、自分も気を引き締めて商っていかないとです。


今週は劇作家・三好十郎先生の研究に生涯を捧げた大武正人先生宛の書簡を中心に、自筆書簡と葉書が18点入荷です。マイナーな方ばかりですが、先週まで国立映画アーカイブで生誕100年の展覧会が開催されていた木村威夫監督や、「鳴滝組」の滝沢英輔監督などの映画関係者の珍品もございます。


以前も書いたと思いますが、やっぱり自筆書簡・葉書は面白いですね。

年譜や書誌だけではわからないその方の人柄や思い、秘した個人的事情など研究資料としては第1級です。


1点限りの自筆物ですので、お目にとまりましたらお早めにご連絡ください!

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